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さよなら

突然に電話は来たり犬の死を静かに父が話し始める
この日まで命つなぎ止めたことを詫びるかのように母は泣きおり
白木香咲くたびきっと想い出すケリーという名の美しき犬
十六年前やって来た犬あすの朝白木香と空へ昇りぬ
在りし日の犬の写真に目をやれば微かに尻尾が揺れた気がする 


本日、実家の柴犬が息を引き取りました。
  1. 2009/04/23(木) |
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あたかもレクイエムのごとき幼児の声に送られ船は消え行く

先週の週末、長女の嫁ぎ先に不幸があり御通夜・御葬儀へ参列させていただきました。
心ちゃんが心配でしたが、とても良い子にしていました。
読経を子守唄に眠り、曾おばあちゃんと最後のお別れの時は「マンマ、マンマ」と話しかけているようでした。

  1. 2008/09/19(金) |
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今宵も撫でてあげよう 姿なく存在だけを感じる犬を

実家に居る柴犬(ケリー)の老衰がひどくなって来たようです。
目も見えない、耳も聞こえない、辛うじて鼻だけは少し機能している様で「ケリー」と呼ぶと、ヨロヨロよろけながら寄って来るそうです。
この暑い夏を越せるのかどうか分かりません。 おそらく厳しいでしょう。
とても美しいメス犬であったので、グレース王妃にならいケリーと名付けました。
午前中気温が上がり始めると日陰に繋いでもらい、陽が陰ると川沿いの何時ものコースへ散歩に行くのだそうです。
しかし、それも困難になって来たみたい・・・

このところ毎晩夢で逢うのです。
  1. 2008/08/14(木) |
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かつてまだ私だった頃の記憶のよう急流を行くとりどりの色

北京オリンピック。
BSとjcomと地上波を駆使しながら観戦しています。
でも、知名度のある日本選手主体の競技ばかりが多くて「日本人ばかり見たいわけじゃないぞ!!」と、夫が言っています。

先ほど、カヌー競技を見ました。
  1. 2008/08/12(火) |
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本当にさようならする日の為に繰り返している今日のさよなら

忘れかけていたものに逢うようだ嗚呼、生まれる前の蒼い粉雪

あなたは  何に乗りやって来たのでしょう満月の兎さんとは話しましたか

またひとり傷つきやすきものとして産まれし君の眼が開く

次女 帝王切開にて3550gの男子出産。
  1. 2007/12/05(水) |
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死の際にどうありたいか語り合う娘は穏やかに腹を撫でつつ

歌日記、本当に久しぶりの更新です。
  1. 2007/11/02(金) |
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一日中付き従いし犬を抱く母犬のように深く抱く

心臓の鼓動を感じるのか、大きな溜息をして私に全身を預けるのだ。
  1. 2007/07/03(火) |
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紫陽花のブーケを頼む慎ましい薄青色の彼女のブーケ

家族のみの小宴。
紫陽花のブーケを持つ娘・・・
  1. 2007/07/03(火) |
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潜ったら終わりかもしれない口を開き現わるメトロステーション

すばらしく大きなアレンジメントに水差す腕にくぎづけになる

群青の空瓶二つ沈めいるシンクの海は煌めいている

メリカントのピアノの曲を繰り返す北欧の森 湖も知らずに

少しだけ夜を入れよう獣等が茂みの中で息をしている

生も死も香りくる雨待っている私に雨を見せてくれない

ドクターは微笑みかけるこの人に預ける事の多くを思う

幾つまで数えただろう薬剤のポタリポタリと落ち来る数を

犬も猫も聞き分け良くて指先を見つめるだけの時は増えおり

真夜中に猫の瞳は凝視しる飼い主の目の奥の何かを

少しずつ溢れてきたようだ私のぬきさしならぬ胸のざわざわ

ひとつひとつ関わりを絶ち花虻の琥珀色したサナギになろう

薔薇のあちらこちらで、ヒラタアブ(ハナアブ)がサナギになっている。
  1. 2007/06/02(土) |
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果てしない旅のような気がして ああ、カーウインドウが泪を流す

開演の時間が来るオーケストラがジュピター<モーツァルト>を鳴らし始める